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市民が作るソウル市自転車道路システム、10月に本格稼動

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市民が作るソウル市自転車道路システム、10月に本格稼動

ソウル市は、市の自転車政策について、市民も直接意見が出せるプラットフォームを民間企業と共に構築、2020年10月から本格的に稼動する。 利用方法は簡単。自転車道路の利用中に、道路の断絶や狭くて走りづらいなどの改善すべき点を発見した場合、オープンライダーアプリに追加された「ライディング環境改善」を通じて、改善してほしい内容を自由に投稿するだけ。 自転車の利用中に改善すべき点を発見した場合、これまで投稿(提案)されたリストを確認した後、写真を撮って投稿する。投稿内容に共感する自転車利用者数が20人を超えた投稿については、市が正式に受け付けて検討し、1週間以内に返答する。 <オープンライダーにて政策を投稿・処理する手順> ソウル市が今回構築したシステムは、投稿の利便性を最大限に高めるため、①公共サイトにアクセスすることなく手持ちの端末でアプリを設置、②問題点を発見した場合、その場で投稿できるよう設計された。 さらに市民が投稿した内容は、交通政策支援システム(TAIMS)と連携してビッグデータで分析、その結果を新しい政策樹立にも活用する。そして、ソウル市交通情報システム(TOPIS)を通じて市民に公開する。 また、オープンライダーとの協業をシステム構築の第一歩とし、今後は自転車・地図情報を提供するすべての民間のアプリを通じて政策に対する意見が投稿できるよう、プラットフォームを積極的に拡大する計画だ。
市民の願いを叶えるため、クァンファムン(光化門)広場が休むにも歩くにも楽しい広場に変わる

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市民の願いを叶えるため、クァンファムン(光化門)広場が休むにも歩くにも楽しい広場に変わる

クァンファムン(光化門)一帯が誰でも気軽に歩いたり、活動できる場所になる。クァンファムン(光化門)広場をセジョン(世宗)文化会館寄りに広めて公園を造る。そしてセジョンデロ十字路~クァンファムン(光化門)までの区間の東側車道を7~9車線に拡張する。また、セジョンデロの「サラムスプギル(人・森・道)」と連結して、ソウル駅からクァンファムン(光化門)までの約2.6Km区間に人々が気楽に歩ける都心の中の歩行者通りを造る。サジクドン(社稷洞)、チョンウン・ヒョジャドン(青雲・孝子洞)、サムチョンドン(三清洞)地域ともつながる、クァンファムン(光化門)一帯の歩行環境を改善することで、広場へのアクセス性を高める。また、ここを訪れた人々が周辺地域にも足を延ばすことで近隣の商店街なども活性化できるものと期待している。 ソウル市は、市民の意見をもとに専門家や関連機関などと話し合い、クァンファムン(光化門)広場をどのように変えるかという具体的な計画を立てた。さらに市民とのコミュニケーションを通じて最初の造成案を修正し、人が休むにも歩くにも楽しい広場にしようという方向性を明確にした。 ソウル市は、市民の願いを叶えるため、クァンファムン(光化門)広場の変化の基本的な方向性を ① 段階的に全面歩行化の推進、②公園としての要素の導入、③クァンファムン(光化門)一帯を含めた未来志向的な計画を立てることとし、市民との密接なコミュニケーションを通じて大きく変化する4つの具体的な計画について公開した。 第一、サジクロの場合、深刻化する交通渋滞に起因する市民の不便さを解消するため、現在の機能は維持しつつ、セジョンデロ十字路~クァンファムン(光化門)の区間において、広場の東側車道を7~9車線(車線数7車線)に拡幅する。広場周辺の交通対策については地域住民や関連機関との話し合い、および各種事前審査によって定めた。 第二、セジョン(世宗)文化会館側の西側道路の場合、四季の変化が感じられる花や木々を植えて公園化された広場に変化する。西側道路を広場にする計画は、市民の選好度に関する世論調査・専門家の意見・周辺の建物との関連性などを総合的に考えて出した案である。 第三、地下の場合、大規模な開発はせず、現在地下にある「ヘチマダン」を増改築する程度で推進する。 第四、広場の変化を周辺地域にも拡大し、キョンボックン(景福宮)の西側、プクチョン(北村)、チョンゲチョン(清渓川)など広場の周辺まで歩きやすい環境に整えて「歩きやすい都市」として生まれ変わる。さらにクァンファムン(光化門)~ウィジョンブ(議政府)址~セジョンノ(世宗路)公園などを含め、ソウル駅まで連結した「クァンファムン(光化門)一帯総合発展計画」を樹立する。 したがって2020年10月末からは広場の東側車路を双方向通行できるよう拡張整備する工事に取りかかる予定である。現在推進している「セジョンデロ・サラムスプギル(人・森・道)造成事業」(ソウル駅~セジョンデロ十字路、1.5km)の工事と連携して進行する計画だ。
ソウル市、信号および監視カメラなどにICTを搭載したスマートポールを試験設置

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ソウル市、信号および監視カメラなどにICTを搭載したスマートポールを試験設置

ソウル市は、信号および街路灯をはじめ、道路のあちこちに複雑に設置されている道路施設を一つにまとめ、公共Wi-Fi、AI監視カメラ、IoTなどのICT技術を搭載したスマートポール(smart pole)を構築する。スマートポールとは、道路施設(信号、街路灯、監視カメラ、保安灯など)本来の機能を遂行するだけではなく、Wi-FiやIoT、AI監視カメラ、スマート横断歩道など最新ICT技術を搭載したもの。これにより、市民に安全で快適な都市環境とサービスを提供するスマート都市の中心インフラの役割を遂行することになる。 例えば、普段、地域住民の散策路として人気が高いチュンナンチョン(中浪川)の河川敷には監視カメラと保安灯が合体したスマートポールを設置する。さらに電気自転車の充電施設と公共Wi-Fiも設置し、誰でも無料で利用することができる。流動人口が多いチョンゲチョン(清渓川)の河川敷には街路灯と監視カメラが合体したスマートポールを設置し、安全と治安の強化に取り組む。 現在、ソウル市内の道路には狭い空間に各種道路施設が個別に設置されており、都市の美観を損なうだけでなく、歩行の利便性にも影響を及ぼしている。個別設置・運営による費用と管理の非効率性も問題として指摘されている。そこで、一部施設の統合設置が推進されているが、ほとんどが信号を中心に行われており、この度、その適用施設の範囲を大幅に拡大することになった。 ソウル市、信号および監視カメラなどにICTを搭載したスマートポールを試験設置 狭小空間の道路施設設置状況 スマートポール設置改善の例 ソウル市は様々な道路環境に合わせた形で適用できるように、「市民体感スマートポール(smart pole)」の基本モデル10パターンの開発を完了した。2020年10月からソンドン(城東)区・チョンノ(鐘路)区内の4か所に計15個を試験設置・運営する予定だ。 試験設置する4か所は、▴チョンゲチョン(清渓川)チョンゲ(清渓)1街道路一帯、▴ハニャン(漢陽)大学校周辺の青春の通り、▴チュンナンチョン(中浪川)ソンジョン(松亭)堤防道、▴ソンドン(城東)区庁一帯の道路、▴ワンシムニ駅広場。 チョンゲチョン(清渓川)チョンゲ(清渓)1街道路一帯:街路灯や監視カメラ、S-DoT(10種のIoTセンサー)、流動人口測定センサーなどを搭載したスマートポールを設置し、都市状況の確認や市民安全サービスを提供する。 ハニャン(漢陽)大学周辺の青春の通り、チュンナンチョン(中浪川)ソンジョン(松亭)堤防道:監視カメラと保安灯が合体し、公共Wi-Fi、S-DoT、動体検知ドライブレコーダー、電気充電、非常ベルなどを搭載したスマートポールを路地と散策路に設置し、安全な帰路と快適な散策路の環境を提供する。 ソンドン(城東)区庁一帯の道路:信号や街路灯、監視カメラ、地面埋め込み型信号などが合体した統合スマートポールを設置する。 ワンシムニ駅広場:風力・太陽光発電機能を搭載し、エネルギーの使用を削減する環境にやさしいスマートポールを試験設置・運営する。 ソウル市は試験運営により、2020年12月までにスマートポールの標準モデルと設置基準、維持管理方案などを含む「ソウル市スマートポール標準モデルおよびガイドライン」を策定する計画だ。今後、このガイドラインをソウル市の傘下機関や自治区などに配布し、スマートポールをソウル全域に拡散することで、都市の美観や歩行利便性の改善にも取り組むのが目標だ。 さらに、2021年からは毎年交換される信号など各種支柱型インフラをスマートポールに統合して構築することを優先的に検討し、交換費用を削減すると同時に、スマート都市サービスのインフラを確保する計画だ。 ソウル市は、交換時期を迎えた道路施設をスマートポールに交換する方法でスマートインフラの設置費用を削減すると同時に、犯罪率の減少、歩行の活性化、都市美観の改善などの効果をもたらすことを期待している。
ソウル市内に人間中心の「サラムスプギル(人・森・道)」をつくる

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ソウル市内に人間中心の「サラムスプギル(人・森・道)」をつくる

文化と緑でいっぱいの、活力あふれる「サラムスプギル(人・森・道)」を造成 7月22日からセジョンデロ十字路~スンニェムン(崇礼門)交差点~ソウル駅交差点の1.5km区間における道路空間再編工事がはじまる。 道路空間再編事業は、四大門内の主要道路における車道の数や幅を減らし、これによって確保できた空間に歩行安全施設や利便施設、自転車などのエコ交通、交通シェアリング空間などをつくり、自動車中心の交通環境を人間中心にイノベーションする事業。 ソウル市は今回の事業をきっかけに、都心が車中心の構造から、人間中心、緑の空間が豊かな「生態文明都市」を目指すという意味を込めて、セジョンデロ歩道に「サラムスプギル」(仮称)という事業名をつけることにした。 シチョン駅~スンニェムン(崇礼門)区間における空間再編の鳥瞰図 シチョン駅~スンニェムン(崇礼門)区間における空間再編の鳥瞰図 ソウル市は、セジョンデロ空間再編事業によりクァンファムン(光化門)広場、トクスグン(徳寿宮)、スンニェムン(崇礼門)、ソウルロ7017などセジョンデロを代表する名所を歩く道としてつなぎ、造園や歴史を含むコンテンツを取り入れることで、「歩く都市、ソウル」政策を象徴する歩く道にするという目標を掲げている。 車線を減らすことで確保できる空間を歩行と自転車などエコ交通空間へと切り替え、シンボルとしてのセジョンデロの品格に相応しい歩道空間を作るため、歩行施設や主要地点に多様なデザインの要素を取り入れる。 とくに、街路樹の森の概念を取り入れ、歩道区間を緑に覆うためのヒトツバタゴ、ケヤキ、イロハモミジなど19種の木々を植栽するとともに、多様な高さの低木や草花類などが調和する多層植栽の緑地も3,328㎡ほど造成する。 7月22日から工事の準備を経て、31日夜からは本格的な交通規制を開始 実際、交通規制は休暇シーズンが始まり、交通量が減少し始める7月31日の夜から施行される。混乱を最小限に抑えるため、6月初めから都心の随所でVMS(Variable Message Sign:道路情報掲示板)、BIT(バス情報案内端末機)などを通じて工事に関する情報を発信してきた。 セジョンデロだけでなく、トンイルロやナムデムンロなど主要迂回路の街路灯722か所に工事案内のバナーを設置し、主要交差点29か所には案内の横断幕を設置した。 22日からは、工事区間別に交通案内標識を設置し、カカオ・Tマップなどの主要なナビゲーションマップに工事情報を表示するとともに、ラジオ交通放送を通じてリアルタイムの交通状況を伝えることでドライバーへの交通不便を最小限に抑えることができるように案内する計画だ。 ソウル市とソウル地方警察庁は、工事で必然的に発生する渋滞による市民の不便を最小限に抑えるため、事業地を2つの区域に分けて同時工事を施行することで工期を短縮、通勤時間帯(午前6~9時、午後5~10時)には工事を中止することで混雑や交通事故の危険性を事前に取り除く。 また、工事施行の各段階において交通信号制御システムを調整し、セジョンデロにおける交通の集中を緩和する。交通信号制御システムを計3段階に区分し、交通の状況に応じてフレキシブルに適用する計画だ。 セジョンデロ・サラムスプギル(人・森・道) ソウル広場区間の鳥瞰図 セジョンデロ・サラムスプギル(人・森・道) ソウル広場区間の鳥瞰図 セジョンデロ・サラムスプギル(人・森・道) トクスグン(徳寿宮)の隣の歩道の鳥瞰図 セジョンデロ・サラムスプギル(人・森・道) トクスグン(徳寿宮)の隣の歩道の鳥瞰図 ザ・プラザホテル前、スンニェムン(崇礼門)交差点、ソウル駅交差点などの主要交差点を中心に、模範運転者と交通警察を集中的に配置し、交差点における渋滞の解消、ボトルネックの改善など、現場の交通管理に徹底を期し、迂回路における違法の駐停車の取り締まりを強化する。 これと共に、工事進行と交通渋滞の分析資料を共有し、交通状況対応チームを運営するなど、効率的な協力システムを構築することで不便な点が生じた際には迅速に解決できるようにし、工事に関与する機関だけでなく、管轄警察署や区庁、交通放送、ナビゲーションメーカーなどとも協力し、リアルタイムで交通情報が提供されるよう、措置を取る計画だ。